■≪戒律≫とは
都市国家「永遠の森エルフヘイム」において定められた、エルフ達を縛る≪戒律≫。この≪戒律≫が破られる時、恐るべき『災厄』がエルフヘイムを滅ぼすと言われています。
≪戒律≫の内容は、要約すれば次のようになります。
・15歳の誕生日を過ぎたダークエルフで、ハイエルフとの間に1対1のパートナー関係を結んでいない者は政府によって処刑される。
・ダークエルフがパートナー関係を結べる相手は一生に1人で、もしパートナーのハイエルフが命を落とした場合、ダークエルフは共に死ななければならない。
・ハーフエルフの存在が確認された場合は、発見次第、政府によって処刑される。
・ダークエルフがパートナー関係を結べる相手は一生に1人で、もしパートナーのハイエルフが命を落とした場合、ダークエルフは共に死ななければならない。
・ハーフエルフの存在が確認された場合は、発見次第、政府によって処刑される。
ハイエルフ | エルフ達は、3つの種族に分かれています。ハイエルフ同士の子供だけが「ハイエルフ」となります。15歳の誕生日を過ぎたハイエルフは、大抵の場合、ひとりのダークエルフを「パートナー」に選びます。これは古より伝わる『戒律』に基づいて定められた制度であり、婚姻関係とは別のもので、同性と結ぶこともできます。 「ハイエルフとダークエルフは結婚できない」という『戒律』もあるため、パートナー同士が結婚することは許されていません。 |
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ダークエルフ | ダークエルフ同士の子供だけが「ダークエルフ」となります。生まれつき首の後ろに「ダークエルフの紋章」を持つ以外は、ハイエルフと同じ外見をしています。 『戒律』により、15歳の誕生日までにハイエルフの「パートナー」をひとり選ぶ必要がありますが、ハイエルフとは違い、15歳の誕生日までにパートナーが見つからなかったダークエルフは、政府によって全員処刑されます。 これは、「15歳の誕生日を過ぎてパートナーを持たないダークエルフは、エルフヘイムに滅亡をもたらす」と、『戒律』に記されているためです。 また『戒律』には、「ダークエルフは、パートナーを生涯ただひとりしか持つことができない」とも定められているため、パートナーを失ったダークエルフは自ら死を選びます。 |
ハーフエルフ |
ハイエルフとダークエルフの間に生まれた子供は、「ハーフエルフ」になります。生まれつき首の後ろに「ハーフエルフの紋章」を持つ以外は、ハイエルフと同じ外見をしています。 ハイエルフとダークエルフの婚姻は、『戒律』によって禁じられています。なぜならば、「ハーフエルフは、生まれたその時よりエルフヘイムに滅亡をもたらす」と、 『戒律』に記されているからです。もし万一ハーフエルフの存在が確認された場合は、即刻、政府により処刑されます。その為、エルフヘイムにハーフエルフは殆ど生存していません。 |
人間 | エルフヘイムには、人間も一定数生活しているので、エンドブレイカー達がエルフヘイムに滞在していても、怪しまれることはありません。人間の多くは他都市からの移民の末裔と言われていますが、どの種類のエルフも、人間に対しては非常に友好的で、『戒律』を強要する事もありません。 |
≪戒律≫の存在はエルフ達ならば誰でも知っており、15歳以上のエルフは、ほぼ全てがパートナー関係を結んでいます。
ですが、時に人の命すら奪う≪戒律≫の内容は、エンドブレイカー達にとっては、理不尽にも感じられるものでした。
エルフの中からも、命を奪うことに異議を唱え、≪戒律≫によって処刑される者達を救おうとする「レジスタンス」が、≪戒律≫を守らんとする「騎士団」との間で争いを繰り広げていたのです。
●≪戒律≫の真実
そして「予言者」との邂逅で、≪戒律≫の真実が判明します。遥かな昔、エルフヘイムを襲った強大な敵『密告者』は、エルフ達の祖である「妖精騎士」の力をもってしても倒すことの出来ない強い力を持っていました。
ですが、当時の妖精騎士伯ウェンディは、『密告者』を封印する秘術を見出します。
その秘術には、多くの者が2つの役割を分担する必要がありました。
役割の一つは、体内に『密告者』を封じること。
そして、もう一つは、その封印を外部から補強することです。
妖精騎士達は全員で封印の秘術を執り行い、『密告者』を封印することに成功しました。
そう、この封印の秘術こそが、現在まで続く≪戒律≫の原点でした。≪戒律≫を守り続けない限り、『密告者』は遠からず封印から解き放たれてしまうのです。
おそらくは、この『密告者』もまたマスカレイドだったのだろうと、エンドブレイカー達は推測します。
体内に『密告者』を封じたダークエルフと、その封印を外部から補強するハイエルフ。両者のパートナー関係が保たれなければ、ダークエルフの体内から「棘(ソーン)」は漏れ出してしまう。
そして両者の間に生まれ、封印が解かれた状態のハーフエルフは、生まれついて「棘(ソーン)」を放ち続ける……。
エルフヘイムにマスカレイドが出現している事実からも、『密告者』の封印が解けつつあることは明白でした。
●≪戒律≫を侵す者
マスカレイドとしての正体を現したレジスタンスのリーダー、クライブから明かされる、エルフヘイムの棘(ソーン)増幅の真実。≪戒律≫に基づく処刑を司るはずだったスフィクス家こそが、エルフヘイムの棘(ソーン)を増幅させている元凶だったのです。
マスカレイドと化して蘇った伝説の妖精騎士達を已む無く倒し、棘(ソーン)増幅装置と化した『妖精騎士の寝所』をスフィクス家から奪還するエンドブレイカー達。
スフィクス家はこの事態に対し、総力決戦を挑んで来ます。
『密告者』を倒し、エルフ達を悲しき≪戒律≫から解放することが出来るのか。
永遠の森エルフヘイムの運命は、エンドブレイカー達の双肩にかかっています。
■ハーフエルフ狩り

そこに現れた「レジスタンス」は、ハーフエルフを助けんとします。
明らかな劣勢のレジスタンスに協力する形で騎士団からハーフエルフを救出したエンドブレイカー達は、レジスタンスの拠点でリーダーのクライブから≪戒律≫の存在を知らされ、活動への協力を求められることになります。
【エルフヘイムとレジスタンス】道程と邂逅
【エルフヘイムとレジスタンス】遭遇と選択
■「予言者」との邂逅

赤ずきん・アリスレッド(c02738)は彼女の瞳に予言者に出会うエンディングを視て、他のエンドブレイカー達と共に森へ向かいます。
そしてアリスレッド達は、予言者から≪戒律≫の真実を伝えられます。
妖精騎士達が封印した強大な敵『密告者』。
ダークエルフとハイエルフの存在する意味……。
ですが、予言者もまた、「棘(ソーン)」の影響を免れてはいませんでした。己を殺すようエンドブレイカー達に頼んだ直後、予言者はマスカレイドと化して、森の奥へと消えてしまいます。
森の主
■スフィクス家の闇

スフィクス家は2人は他のエンドブレイカー達と共に、スフィクス家の領地への潜入調査を行います。
ですが、領民達の警戒を招いてしまい、スフィクス家と闇の兄弟の関わりの有無は明らかとはなりませんでした。
【スフィクス家の闇】永き翳り
【スフィクス家の闇】翳追い
■明かされる闇

その実態を、マスカレイドとしての正体を現したレジスタンスのリーダー、クライブが明らかにします。
彼の話によれば、『スフィクス家の長老』こそが数百年前エルフヘイムで最初に目覚めたマスカレイドであり、現在の棘(ソーン)の増殖は、その陰謀の結果だったというのです。
スフィクス家は処刑を行わずにおくことで棘(ソーン)をエルフヘイムに留めるばかりか、伝説の妖精騎士が戒律を維持するために用いていた『妖精騎士の寝所』に、集めたハーフエルフを入れることで、エルフヘイムの世界樹を棘(ソーン)で侵さんとしていました。
スフィクス家に対抗するには決戦の前に寝所を攻略する必要があること、レジスタンスの者達がマスカレイドになっていない事を言い残し、クライブは逃走します。
【闇、吠ゆる】その、先に
■『妖精騎士の寝所』攻略戦

エンドブレイカー達にその正体を暴かれることなく暗躍していたスフィクス家は、伝説の妖精騎士を旗印として、エルフヘイムの貴族達を取り込みにかかります。
エンドブレイカー達は、この事態に対し、世界樹を棘(ソーン)で侵す装置と化した『妖精騎士の寝所』の攻略を行うことを決意。
実に1795名のエンドブレイカーが攻略戦に挑み、さらに内部への突入戦で、寝所の制圧に成功します。
妖精騎士の寝所攻略戦
決戦、妖精騎士:リプレイ一覧
妖精騎士伯ウェンディの苦悩
■エルフヘイムの戦い

エンドブレイカー達は、スフィクス家をはじめ、クライブ、沼地の魔女といったマスカレイドの軍勢を相手に戦うことになります。
騎士団のバックアップはあるものの、マスカレイドを真の意味で倒せるのはエンドブレイカー達のみ。
全敵軍を倒した時、エルフヘイム中の「棘(ソーン)」は集まり、『密告者』として姿を現します。
エンドブレイカー達はこれを倒し、エルフヘイムを『密告者』と戒律から完全に解放しました。
