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地下へと降り囚われていた村人達を次々と解放している最中だった。小さな振動が城全体を包み込んだ。サクヤとナーは村人達を急がせる。今は1人でも多くを逃す事が先決だった。
GM:
ではサクヤとナーは村人達を助けている頃、天守閣では大黒柱がビシビシっとさらに亀裂が入り、お城全体も振動していきます。
ギン:
なんかやべーだでよ!?
エレナ団長:
急いでサクヤ達と合流しましょう! ここにいたら倒壊に巻き込まれる!
GM:
巻き込まれたら死亡しますね。
ペンタゴン:
なぁGM、この柱を支えていれば脱出の時間を稼げるか?
GM:
ああ、それは有りにしましょう。カッコイイし(笑)
ペンタゴン:
よし、なら俺は支える!――ガッシィ!!
エレナ団長:
ペンタゴン!?
ペンタゴン:
団長、先に行ってくれ。俺は後から追いつく。
エレナ団長:
え、でも――
ペンタゴン:
絶対に追いつく! 俺を……信じてくれ――と真摯な瞳で。
エレナ団長:
……うん、わかった。絶対にだからね!――サクヤ達と合流します。あ一応、初老の四天王も連れて行きましょう。生きているなら罪を償ってもらわないと。
GM:
ではエレナはいなくなります。天守閣では1人柱を支えるペンタゴン。
ギン:
おめも大概無茶すっなー。
ペンタゴン:
いたのかギン!?
ギン:
オラ、一言も逃げ出すなんて言ってねーだ? それに、おめには死なれちゃ困るしな。
ペンタゴン:
俺に?
ギン:
約束しただでよ? オラと今度戦ってくれるってさ(笑)
ペンタゴン:
へっ……確かにな。大丈夫だ、絶対に死なねーよ。絶対にな!
ナー:
そろそろ一般人も全員脱出した事にしていいですか〜?
GM:
まぁいいでしょう。外に全員逃げ出しました。
エレナ団長:
私も四天王引きずって合流します。
サクヤ:
姫!
エレナ団長:
ペンタゴンとギンジロウがまだ中なの! 一般人がもう大丈夫ならすぐに脱出してって伝えないと――
サクヤ:
では狼煙でも上げる――気付け! ペンタゴン、ギンジロウ!
ギン:
ペンタゴン! 合図が上がったでよ!
ペンタゴン:
よし、こんな所からはさっさとおさらばだ……いいかギン、この柱を3のタイミングで放す。そしたら入り口まで全力でダッシュだ。
ギン:
おう!
ペンタゴン:
じゃあ行くぞ……1!……2!!……3!!!!
小さな音が次第に大きく変わっていく。木のひび割れる破砕音と、壁や柱の壊れる粉砕音が少しずつ城を飲み込んで行く。
サクヤ:
まずい……思ったより倒壊スピードが早い。
ナー:
2人は大丈夫でしょうか〜?
エレナ団長:
………………。
瓦解していく四天王の城を、団長達はただ見つめるしか無かった。
崩れていく天井、倒れてくる柱、それらの瓦礫を避けながらペンタゴンとギンは全力で疾走していた。
ペンタゴン:
うおおおおおおおお!!
ギン:
うわわわああああ!?
GM:
では2人には[幸運度チェック]をしてもらいます。失敗すると死亡です。いいですか? 死亡しますからね?
ギン:
オラ、どきどきするぞ(笑)
ペンタゴン:
ああ、だが……こんな所で死ぬわけにはいかねー! 走りながら輝き出す俺達!
ペンタゴン&ギン:
『グリモアエフェクト!!!』
ギン:
現在は[幸運度(不運)]だから6以下で成功! みんな宜しくだよ!
ナー:
ごめんねギンちゃん……7でした〜。
ペンタゴン:
俺は10!
サクヤ:
15です。
ギン:
(コロコロ)……自分は10。
ペンタゴン:
あとは団長だけ!
エレナ団長:
う〜〜お願い(コロコロ)……2!!!
一同:
『団長!!!』
ギン:
団長の声が聞こえる……こっちだ!
GM:
光から飛び出すと、そこには3人がいます。
ギン:
もうずっと団長について行くだでよ!(笑)
GM:
では次はペンタゴンです。
ペンタゴン:
(コロコロ)……俺は10で失敗! [幸運度(大凶)]だから3以下頼む!(笑)
サクヤ:
(コロコロ)……5! おしい!
ナー:
(コロコロ)……7でした〜(笑)
ギン:
18だでよ。
ペンタゴン:
あとは団長! 頼む!!
エレナ団長:
ペンタ……絶対に追いつくんでしょ? ほら、早く(コロコロ)……――
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