＜旋律13 エンブレムマスター＞
『詩篇機構』と呼ばれる超存在達が、世界の滅びと始まりを司る「最終楽章」実現の為に創造した巨大ロボット「旋律（コード）」の13段階目、最終進化形態です。
蓄積された膨大な「星の記憶」を物理的な力に変え、「エンブレムシュート」「エンブレムノヴァ」をはじめとする様々な紋章術を行使します。
イラスト：
羽田真希
●詩篇機構
かつてこの星に生命を産み落としたとされる「創造主」の末裔とされ、世界を裏から見守ってきた、肉体を持たない謎の超存在達、それが『詩篇機構』です。
この世界を創造主の生み出した一篇の詩であると考える彼らは、歴史の様々な局面で、生物を新たな段階に進化させるため、「旋律（コード）」と呼ばれる巨大ロボット群を創造し、主の詩を調律すべく、たびたび世界に介入してきました。
「旋律13 エンブレムマスター」は、旋律の第13段階にして、詩篇の最終楽章を司る巨大ロボット達です。「最終楽章」とは、世界の終末と再生を示す、詩篇最後の楽章です。
エンブレムマスターはこの「最終楽章」を体現する「旋律」であり、この世界の終末を見届け、新たなる世界に再生するという役目の元、『詩篇機構』によって創造されました。
新たなる戦乱の機運に呼応するかのように、世界各地に突如出現したエンブレムマスターは、それぞれに己の主となるパイロットと出会い、各勢力に参戦しています。
完全に未知の思想とテクノロジーで創造されているエンブレムマスターは、修理方法が一切不明な代わりに、一定周期で機体へのダメージを自動修復します。
●星の記憶
エンブレムマスターは、機体内部に膨大な「星の記憶」を有しています。この高密度の情報体こそがエンブレムマスターの動力源であり、破壊力の源でもあります。
パイロットは、この「星の記憶」に、「紋章」と呼ばれる言語を介して物理的な熱量を持たせる事で、「紋章術」と呼ばれる、魔法のような兵器を行使することができます。
●終局と創世魔法
エンブレムマスターは、「旋律」の最終楽章として、滅亡後の世界を再生する役割も担っています。
機体が保有する紋章術の中には、創生魔法と呼ばれる、テラフォーミングへの転用を前提とした知識も存在します。
全ての文明を砂の彼方へ埋もれさせる「舞い飛ぶ胡蝶」、そして真白き大地に生命を宿す「緑の秘術」などの創生魔法は、まさしくエンブレムマスターが「最終楽章」として『詩篇機構』に創造された証なのです。
SPEC DATA
ジェネレータ：
『星の記憶』
推進機数：
光の19翼
装甲材質：
不明
武装：
紋章術「エンブレムシュート」「エンブレムノヴァ」、創世魔法「舞い飛ぶ胡蝶」「緑の秘術」ほか
