<妖狐について>

 現在、銀誓館学園と敵対中の謎の来訪者、それが『妖狐』です。
 『陰陽都市計画』を巡る事件において初遭遇した妖狐達は、その後も幾つもの戦いにおいて敵として現れます。

 『武曲七星儀』を阻止した能力者達は、改心した妖狐・武曲から、「妖狐には、学園と敵対している『大陸妖狐』の他に、古来から日本に暮らしている『日本妖狐』がいる」という事を知ります。
 武曲と共に日本妖狐の里へ向かった能力者達が目にしたのは、大陸妖狐の襲撃を受け、壊滅した里の光景でした……。
 僅かな手がかりから、彼らが逃げ延びた日本妖狐の隠れ里『なよ竹の里』に辿り着いた能力者達は、妖狐の長老から、襲撃の際に連れ去られた妖狐の救出を依頼されます。
 富士山麓にある大陸妖狐の前線基地に向かった能力者達は、無事妖狐達の救出と、前線基地の破壊に成功します。
 こうして、大陸妖狐の魔の手を逃れた日本妖狐達は、改めて銀誓館学園への協力を約束し、新たな仲間として加わる事になったのです。

 しかし、大陸妖狐がこのまま大人しくするとは、思えません。
 果たして彼らは、これからどのような動きを見せるのでしょうか……。

■陰陽都市計画

 妖狐がその力を初めて示したのは、陰陽都市計画を巡る事件の最中でした。
 妖狐に従う狐型妖獣ゴーストフォックスが、事件を追う能力者達の行く手を阻んだのです。
 ですが、この時点で妖狐の名は知られておらず、ゴーストフォックスも除霊建築士達の呼び出したゴーストの一種であると目されていました。

劉・叔成とフードの女性

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 陰陽都市計画とは

■狂鬼戦争

 陰陽都市計画を巡る事件の最終局面、狂気戦争において、妖狐は初めてその正体を明らかにします。
 狐型妖獣ゴーストフォックスと共に現れた、狐の尾の如き詠唱兵器を駆使する能力者達。当初は他の組織と目されていた彼らは来訪者『妖狐』を名乗り、事件の中核となっていた鬼型の地縛霊を生み出すメガリスを防衛していたのです。
 最終的に銀誓館学園は計画の首謀者である除霊建築士のリーダー、劉・叔成を破り、決戦に勝利を収めますが、妖狐はメガリスを持って撤退していきました。

 劉・叔成の側近と目されていたフードの女性こそ、妖狐の女王であるとの噂もありますが、詳細は明らかとされていません。

 
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 狂鬼戦争

■大いなる災い

 封印から蘇った『大いなる災い』が鎌倉を目指す中、
妖狐は再び姿を見せました。
 妖狐達は『大いなる災い』を利用し、銀誓館学園のある鎌倉を壊滅させようとしていたのです。
 ですが、銀誓館学園の能力者達は『大いなる災い』を倒してその陰謀を破り、妖狐を指揮していた妖狐・文曲を捕らえることにも成功します。
妖狐・文曲

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 大いなる災い

■文曲入学

 大いなる災いとの決戦で銀誓館学園に捕らえられた、文曲をはじめとした40名程の妖狐達。
 彼女達から来訪者妖狐に関する詳しい情報を得る事を期待されましたが、彼女達は、
「女王への義理がある為、妖狐に関する情報は一切話せない。その代わり、今後、学園と協力して妖狐と戦う事になっても異存は無い」
 との反応を見せました。
全然怪しくないですよ

 これを受けて能力者達による投票が行われました。
 その結果、文曲をはじめとした妖狐達が銀誓館学園に入学する事になったのです。

 妖狐・文曲をどうするべきか
 妖狐・文曲をどうするべきか・2

■狐の導き

 妖狐・文曲からの情報で、日本海に浮かぶ佐渡島に調査に向かう能力者達。
 佐渡の坑道の奥に、『大いなる災い』の再来ともなりかねない妖獣が封印されているというのです。
 遺跡に向かう能力者達ですが、既に封印は破損し、大量の狸妖獣達が無数に溢れ出していました。
 能力者達は、妖獣達に包囲されますが、辛くも窮地を逃れます。

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 【狐の導き】黄金の島へ /  【狐の導き】廃坑に挑む /  【狐の導き】脱出!

■佐渡島の狸妖獣

 脱出した調査隊からの情報は、ただちに銀誓館学園に届けられました。
 坑道に溢れた狸妖獣を倒すべく、能力者達は佐渡島へと向かい、狸妖獣達を退治します。
運命予報士 鍛冶野・アラン
 ↓関連する依頼はこちら↓
 【狐の導き】遺跡再び / 漂う紫煙に包まれし、醜い体は緑色。狸たちは苦渋の饗宴にて踊り狂う / 強襲! 金の狸を撃破せよ!! / 暗き小箱に蠢く異 / 佐渡の坑道〜赤狸を討て / 佐渡島の狸妖獣〜死線を掻い潜り / 焔の鬼狸 / Fool’s×Paradise / ぬばたまの夜に集う / ちはやぶる神の闇道 / 人知れず歩む道 / 奈落の山囃子 / 16ビートを刻んで / 吹っ飛ばせ! 障害物も狸妖獣も!! / ぽんぽこ狸にご用心 / 狸の花道 / 孤島に蠢く太鼓の響き / 毒爪乱舞 / 水琴は不穏の調べ / 禍々しき腹と金槌 / 地底のドラムリサイタル / Killer Bone in Under Ground / 狸妖獣討伐戦 / 居眠り狸の祭囃子

■小なる災い

 能力者達が狸妖獣を退治した頃、封印されていた大妖獣は、ついに目覚めました。
 ……ただし、非常に不完全な形で。
 『小なる災い』と名付けられた巨大な狸妖獣を、能力者達は退治することに成功します。
 こうして、佐渡島での戦いは終わりを迎えました。
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 【狐の導き】小なる災い

■学園祭の夜

 学園祭の結社企画人気投票のレポーターを担当することになった文曲。
 1学期の間、学生達と触れ合ったことで、彼女の中で心境の変化があったようです。

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 学園祭2009  ⇒⇒⇒空を見上げて

■百鬼夜行

 夏休みに入ったある日、文曲は能力者達に妖狐の
本当の尻尾について語りました。
 妖狐は人造ゴーストを「他のゴーストを集める核」として用い、集めたゴーストの軍勢を「尾」として率いるというのです。
 「狐の嫁入り」、あるいは「百鬼夜行」と呼ばれる「尾」の創造を阻止すべく、能力者達は戦いに赴きます。
今からすごく怪しいお話をします

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 文曲、百鬼夜行を語る  ⇒⇒⇒百鬼夜行を妨害した依頼はこちら

■武曲七星儀

 銀誓館学園が百鬼夜行のゴーストを倒す中、妖狐側も動きを見せます。
 百鬼夜行事件は、文曲と同じく金毛九尾に仕える妖狐・武曲が、自らの『尾』を作るべく引き起こしていたものでした。
 『尾』の力を自らのものとする妖狐の将軍、『七星将』を完成させるための儀式『武曲七星儀』の舞台として選ばれたのは日本三大稲荷の一つがある茨城県笠間市。
 七星将・廉貞(れんちょう)の支援を受けた武曲に苦戦を強いられながらも、能力者達は七星儀を止め、武曲を捕らえることに成功します。

 ですが、廉貞は戦力を保ったままに撤退し、笠間市の佐白山には龍脈の力による広大な特殊空間が残されたのです。
妖狐・武曲
妖狐七星将・廉貞
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 武曲七星儀

■日本妖狐の里へ

 妖狐には、金毛九尾を女王と仰ぐ『大陸妖狐』と、日本に古来から住まう『日本妖狐』がいる。
 文曲の説得で仲間になった武曲からの情報を元に、日本妖狐の元へ向かう能力者達。
 妖狐勢力からの妨害を受けながらも、能力者達は日本妖狐の隠れ里に辿り着きました。
 そして、日本妖狐の長老から連れ去られた妖狐の救出を頼まれた能力者達は、富士山麓にある大陸妖狐の前線基地を襲撃し、それを成功させます。

  こうして窮地を救われた日本妖狐達は、銀誓館学園の新たな仲間に加わるのでした。

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 日本妖狐の里へ

■未確認情報

 上記の他にも、以下のような事があったと噂されています……。

 ・2009年 9月 9日 武曲、七星儀を計画する
 ・2009年 9月18日 廉貞(れんちょう)、武曲の援軍に出現
 ・2009年 9月27日 廉貞(れんちょう)、戦況を静観する