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◆ リプレイトップ
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章前
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零章
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序章
第1章
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第2章
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第5章
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第7章
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第9章
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第10章
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第11章
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第12章
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第13章
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終章
GM:
それではプレイを始めたいと思います。
プレイヤー3人:『わ〜〜』
GM:
今回の無限のファンタジアリプレイはシリアス&ダークです。旅団は【秘密結社】で、ポリシーは「非情」で行きます。舞台は「湖畔の街オーシャ」、同盟諸国に属する街でそれなりに大きめです。皆さん宜しく!
※今回は全員10レベルでキャラクターを作成してもらいました。
ロム:
ヒトの武人で名前は“ここにいる”ロマーリオ・レイズ。でも皆からはロムって呼ばれている。普通の冒険者だったけれど、とある事件で結社に関わってしまい目をつけられたんだ。
GM:
今回は結社の新人というポジションですね。
ロム:
そう、故郷を調べられて大切な幼馴染みを人質に取られた事で、今回から結社の為に働く事になりました。
GM:
今までの人生はどんな感じだったのでしょうか?
ロム:
両親が早死にしたせいで1人細々と貧乏暮らし。元々街の外れに住んでいた事もあって、同年代の子供達からは恰好のイジメの的。そんな僕だったけど唯一味方になってくれたのがプリスって女の子。
GM:
くだんの幼馴染みですね。
ロム:
ちなみにプリスはその街の領主の娘です。だからイジメっ子達も彼女には手出しができなかったのです。
GM:
でもプリスが居ない所ではイジメは続くと。
ロム:
(笑) そんな守られてばかりだった僕も、いずれ彼女の力になろうと冒険者になるため街を出た。それで数年かけてそれなりの冒険者になったんだけど……
GM:
結社の事件に巻き込まれて一員になることに……ですね。
ロム:
人生うまく行かないものです。誕生日を7月7日にしたのは七夕の彦星と織姫に、どこか僕とプリスをかけました。ちなみに現在17歳です。
GM:
なるほど……アビリティは何にしましたか?
ロム:
≪居合い斬り≫≪居合い斬り・改≫≪武具の魂・改≫≪矢返しの剣風≫を活性化です。
メリア:
“ライト・チルドレン”メリア・ハーミット、エルフの邪竜導士12歳です。生まれた時から結社で育ってきました。
GM:
完全に結社の一員ですね。
メリア:
はい。結社の行う事に対して、善悪の判断はしません……ただ、任務中に平和な場所を訪れるとそこで暮らす人々に、ちょっとだけ憧れます。
GM:
結社に従っている理由は、生まれがそうだからかな?
メリア:
最初はそうだったのですが、途中で母親の事を聞かされたのです。母親はまだ生きている……任務に成功し続ければ逢わせてやってもいい――そう言われて、今はそれを希望に従っています。
GM:
その母親とは一度も?
メリア:
逢ったことありません。ペンダントのロケットに入っている小さな絵が、唯一のものです。ちなみに父親は結社のボスです。
GM:
(ブハァッ!!)……そ、そうなの?
メリア:
そうです。
GM:
………………。
メリア:
結社として仕事をいくつもやって来たので、自由な人々に憧れてもそれは諦めています。普段はそんな自分に嘘をついて常に明るく振舞っています。
GM:
わかりました……アビリティは何にしましたか?
ロム:
≪ニードルスピア≫≪ブラックフレイム≫≪スキュラフレイム・奥義≫、それと旅団アビリティから≪癒しの水滴・奥義≫を活性化しました。
グリーズ:
俺の名はグリーズ、“悲しまない”グリーズ・ガラハッドだ。41歳、リザードマンの武道家。結社の尖兵たる【竜牙旅団】の団長をしている。若い頃、ロムと同じように恋人を人質に取られて結社の為に働く事になったが、任務にミスして恋人は殺された過去を持っている。
GM:
それでも結社に居続ける理由は?
グリーズ:
簡単な事だ……恋人を殺された俺は気が付いたんだ――もう、俺には何も無い――ってな。それで流されるままに結社の任務をこなす日々、やがて結社の為に任務をこなす事だけが俺の生きる証になった。
GM:
長いですね。
グリーズ:
常に前線の任務に志願して、いつ死んでもおかしくない状況に何度もなってきたが20年経った今も俺は奇跡的に生きている。口癖は「それが現実だ」……この言葉こそ、俺の心の奥底にある心情そのもの。
GM:
完全に結社のエージェントですね。
グリーズ:
無論。最近は食べれるものと食べれないものを見分ける為に、いろいろな植物を採取する作業の中にちょっとした楽しみを見つけた。いわゆる趣味だ(笑) 他にも何も考えなくて良い労働や、少々のスリルを感じる隠匿なんかも気に入っている。
GM:
なんか……暗いですね。
グリーズ:
それは違う。俺には結社で生きる事しか残っていないんだ。それが現実だからな。
GM:
……アビリティは何にしましたか?
ロム:
≪剛鬼投げ≫≪破鎧掌≫を活性化した。
そして、全員がそれぞれ感情を取得し、以下がその結果である――
ロム:
メリアへ「守護」、グリーズへ「戦友」
メリア:
ロムへ「興味」、グリーズへ「心の拠り所」
グリーズ:
ロムへ「老婆心」、メリアへ「信頼」
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序章
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